2020.2.26(水) 19:00〜 JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第2節 大分@昭和電ド
[プレビュー]ルヴァンカップ グループステージ 第2節 vs 大分 ― 総力戦で挑む大分戦。アウェイでルヴァンカップ初勝利を掴みに行く
https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/10900/

前年王者とのリーグ開幕戦で、今季目指すスタイルの一端を披露。9年ぶりの開幕戦勝利を手にしたガンバが、早くも今季最初の総力戦に挑む。
中2日の過密日程で迎えるのはルヴァンカップのアウェイ大分戦だ。
「ホームの初戦で僕らは負けている。そういう意味でも大分戦は大事な試合になる。アウェイだけど勝ちに行くし、僕個人も結果にこだわりたい」と話すのは渡邉だ。

リーグ戦との並行日程だけに、コンディションなども見極めながら、あくまでも勝ちに行く宮本監督だが、若手からベテランまでが沖縄キャンプで積み上げて来たチームコンセプトは理解済み。横浜F・マリノス戦は4バックを採用したが、いかなるフォーメーションを採用しようとも前線からアグレッシブにボールを追うガンバを大分戦でも見せるつもりだ。

グループステージの初戦で湘南に0対1で競り負けている大分にとっても、ホームで目指すのは勝ち点3。大分を率いるのはかつてガンバでも選手、コーチとして在籍した片野坂監督だが、昨年J1優秀監督賞に輝いた片野坂監督もGKを含めたビルドアップに重きを置くスタイルを採る。
だからこそ、鍵を握るのが横浜F・マリノス戦でガンバが見せたハイプレス。「つないで来る相手にはすぐに引いてはダメ。横浜F・マリノス戦みたいに前からプレスに行って、ボールが取れれば得点につながるチャンスになるし、相手も嫌がるはず」と渡邉も気合十分だ。

ルヴァンカップとしても大事な一戦になる大分戦だが、長丁場のリーグ戦に向けてのアピールに燃える選手たちが大分戦のピッチに送り出されるはずだ。とりわけモチベーションが高いのは出番に飢えた若手たちだ。ルヴァンカップでは満21歳以下の選手1名以上の先発起用が義務付けられているが、柏戦では福田が送り出された。
中盤のインサイドハーフとアンカーは攻守のカギを握るポジションだけに選手の消耗度も激しいが、出番を待つ一人がプロ2年目の奥野。横浜F・マリノス戦でもサブメンバー入りを果たした奥野は「トップでチャンスは一回しかないぐらいの気持ちでいる。ルヴァンカップで出られたら、次はないぐらいの覚悟でやりたい」と熱い思いを口にする。

各ポジションで熾烈な争いが続いている上に、出番に燃える若手も台頭中のガンバ。総力戦で挑む大分戦だが、誰がピッチに立とうと目指すスタイル、目指す目標に変わりはない。


←戻る