山村宏樹の友だちの輪! その1/宮本恒靖(ガンバ大阪)』

先日、兼ねてから交流の有るJリーグ ガンバ大阪の宮本恒靖選手(ディフェンダー・日本代表)と対談をしました。どんな話で盛り上がったか、今日から4回に分けて皆さんに教えちゃいます! 一緒に会話を楽しんで下さい!

山村: はじめまして。
宮本: はじめまして(笑)…って何かあまり初めまして、っていう感じでもないな?
山村: そうよなあ、同じ年やし、テレビとかで見てるし。すでに共通の知人を介して、やりとりあるし(笑)。そういえば、結婚してんよな?
宮本: そうやねん。
山村: 何で結婚したん? 決め手は? 
宮本: いきなり、結婚話(笑)? まあ、いっか。そうやなあ。いや、一度も別れを考えたことがないって言えば嘘になるっていうか…他のカップルもそうであるように、喧嘩して、別れ話になることだってあったけど、でもやはり結婚は彼女とするのが自分にとって当たり前やったっていうか…。何て言うか、もし俺が別れるっていうことを考えたら、この子はこの先どうなるんやろうっていうのもあったし…。
山村: それ、優しすぎる(笑)。かなり尊敬。でも、この先ってそんなに年とってる訳でもないのに?
宮本: いやあ、確かにまだまだ一人で生きていける年やし(笑)、これから先の人生の方がもちろん長いねんけど…まあねえ。でも、彼女から「親がこの先どうするの? って言ってる」とかって聞くと、そうやなあ、っていう感じで責任も感じたし。
山村: そこで優しさが出てしまったわけやね…間違えた(笑)。
ツネは高校の時からずっと付き合っていた人と結婚したんでしょ? 長いなあ…ある意味尊敬する。
宮本: うん、高校1年のときに一回付き合って、一回別れてんけどな…。
山村: まず、そこ。一回別れたのにまた付き合うって言うのが俺にはわからへん! それに高校生の時に女の子が年上の男の子と付き合うって結構あったけど、女の子が年下の男の子と付き合うってあまり聞かないし…。
宮本: ええやん(笑)。どっちかと言えばそうやろうけど、でも、ええやん(笑)。
山村: そうや、別にいい(笑)! 人によってそれはいろいろ違っていいと思うし。で、そこから何年付き合ったん?
宮本: えっと、8年くらいやけどね。でも考えたら8年って、僕の人生の約3分の1を一緒にいたってことになるやん。そしたら…
山村: 情もあった?
宮本: うん、情はやっぱり入るよ。それに、もう彼女以外の子と最初から付き合うことへのエネルギーがないっていうか(笑)。
山村: 8年付きあわなあかんことはないけどな(笑)。
宮本: まあな(笑)。
山村: でも確かに、新しい恋愛を始めたりするのってちょっと面倒くさいっていうのは分かる。まあ、それに、彼女がいる間にもそれなりに遊んでるだろうから、いいとする(笑)。で、結婚はいいもの?
宮本: うん、いいよ。まあ僕の場合、同棲していたから、これといって生活が変わったっていうこともないねんけど、でも、家族になったっていうことで彼女の存在が頑張る材料には確かになるよね。もちろん、自分のためにも頑張るのは当然やねんけど…。
山村: それは同棲の時とは違う?
宮本: うん、違うね。
山村: へええ。そういうもんかあ…。で、家では家事とかを手伝うタイプ?
宮本: それは…しない…(笑)。あ、でも一応何でも一人でできるけどね。料理とかも料理の本を見たらできるし、洗濯もできるし。
山村: ええ〜〜そう? 確かに料理って本を読んでいたらできそうな気してくると、読んでいるうちに分からない漢字が出てきたりして、訳わからんくなることが多い(笑)。
宮本: それはどちらかと言えば、漢字を読めないことに問題がある(笑)。あ、でも俺は料理を作るのはいいけど、食べた後、洗い物するのがいややねん。
山村: それ分かる。
宮本: 洗濯は、洗濯機がやってくれるから全然楽勝やねんけどなあ。それに、俺はお母さんがずっと働いてた分、子供の頃から洗濯はよく手伝ってたし。お母さんがいない間は、洗濯物を干したり、畳んだり…だから洗濯を手伝うことは何の苦痛でもないな。いや、苦痛ではない…ねんけど、でも、やってくれる人がおるってなると、俺の場合は全然やらなくなる。単に甘えてるだけかな。
山村: そうだね。じゃあ、もし、奥さんから手伝って言われたら?
宮本: うん、手伝う。手伝うよ…たぶん(笑)。
山村: あ、今のところ、大事な宣言やから、奥さんにすぐ、伝えなきゃ!
宮本: いや、ほんまに彼女が体調を崩したりしたら俺がピンチヒッターになったりはしてるよ。でもほら奥さんのコンディションがいい時は、ほら、任せた方がスムーズやし(笑)。
山村: それ言い逃れ(笑)。
宮本: でも、以前にチームメイトの松波さんのお家に遊びに行った時は感動したね。だって、松波さんが片付けしてたし、デザートとかも、松波さんがフルーツポンチを作って出してくれたし…。しかも「いつもやってるよ」って言ってた! あれは結構、尊敬した。
山村: 話が戻るけど、同棲はいつくらいからしてたの? 
宮本: どうやろう…彼女が仕事をやめてからやなぁ。
山村: で、そのまま結婚して、基本的に毎日一緒にいるよね? 
宮本: うん、そうやな。
山村: たまに、一人になりたい時とかない? 別に彼女がいやとかじゃ全然なくて、一人で考えごとをしたいとか…。
宮本: でもまあ、俺らの場合は遠征とかあるやん。
山村: うん、確かに、遠征があるからいいんだけど…でも僕らピッチャーは結構、遠征少ないもんなあ。ツネとかは海外もあるでしょ?
宮本: 海外っていっても、そんなに何回もないで。むしろ野球の方があるんちゃう? 遠征だけで数えても、一年のうち60数試合くらいあるんでしょ?
山村: うん。でもそれだけあっても、ピッチャーの場合、先発でまわっていたら投げる時にしかいかないし、しかも投げたら次の日は先に帰ってくるから…。
宮本: え? 帰ってこなあかんの? 一緒に最後まで残らへんの?
山村: そう! 投げて、次の日は休みになるからとりあえず帰されるっていうか…たぶん、宿泊代とかがもったいないっていうこともあるしね。セリーグの時は全部行ってたし、東京で6連戦とかあっても、東京で休みをとってたけど、パリーグは予告先発やから、まずそういうことがないもんね。
宮本: じゃあ、サッカー選手に行動が似てるね。試合前日にいって、試合して、ナイトゲームやったら泊まって帰るし、じゃなかったら、その日のうちに帰ってくるし…。
山村: そうやね。似てるかもしれない。
宮本: じゃあ、 試合後に飲み歩くってこともできへんの?
山村: そんなん絶対無理(笑)。だからね…そういうのは、野手が多い(笑)。まあそれも人によるけどね。でもさあ、やっぱり遠征がなかったら、しんどいと思わん? 自分にとって遠征がいい息抜きになったりもしているからかも知れないけど。
宮本: それは確かにあるかも。サラリーマンの生活は結構もうむずかしいかもなぁ。でも、今、サラリーマンの生活をしている人っていうのはそれが普通であって、俺らが違う世界っていうことになるから、別になんとも思ってないんやろうけどな。
山村: まあ、遠征にいったらいったで、しんどいこともいっぱいあるしね。。。

→第2回

text/misa takamura